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悪質ホームページリース被害の手口【5】~リース会社による悪質な請求~

悪質ホームページリース被害の手口【5】~リース会社による悪質な請求~

A子さんは、Zリース社にリース契約の解約を申し出ましたが、Zリース社も販売会社のY社も相手にしてくれません。

A子さんが知人に相談すると、「そんなの支払うのやめなさい。」と言われました。

A子さんとしても金銭的に余裕がないので、リース料金の支払いをストップすることにしました。

すると、リース料金支払い日を過ぎると、Zリース社から毎日のように何度も請求の電話がかかってくるようになりました。

催告書も何通も自宅に届くようになりました。

A子さんが対応して「話が違うので、今後は支払いません」と伝えても、Zリース社からの電話や催告書の送付は止まりません。

A子さんはやむを得ず電話を無視していました。

しばらくすると、夫の携帯電話にZリース社の社員から電話がかかってきました。

さらに、Zリース社の社員と名乗る男が、毎日のように自宅や店を訪ねてきて請求するようになりました。

店にお客さんが来ていてもZリース社の社員が来るので、営業に支障が生じました。

A子さんが不在のときには、Z社の社員は、店や自宅の前に「至急連絡下さい」という黄色い紙を、目立つようにガムテープで貼り付けていくこともありました。

自宅にまで社員が来るので、A子さんの子どもも怖がって、

A子さんも家族も精神的に疲れ果てて追い詰められた状態になりました。

(続きは次回記事へ)

さて、このように、A子さんは何とか自分で解決しようとして、Zリース社に解約を申し出て、リース料の支払いをストップしました。

しかしZ社からは、上記のような過酷な取り立てがなされるようになってしまいました。

普通、大手のリース会社がここまでの請求行為(自宅や店舗を訪ねて書面を貼りつけていく等)をすることはありません。

しかし本件では、Zリース社は、A子さんが弁護士を代理人として立てていないのをいいことに、

A子さんや家族を精神的に追い詰めるような請求行為を行ってきました。

このようなZリース社の請求行為は、A子さんが支払いを拒絶しているにも関わらず、毎日のように連絡したり、自宅や店舗まで訪問して書面を貼りつけるなど、執拗な取立て行為をして、A子さんを精神的に追い込んで支払いをさせることを強いることを目的としており、社会的に許容されるものではないと言えるでしょう。

しかし我慢強いA子さんは、数か月間、このようなZリース社の取り立て行為を受けながらも我慢してしまいました。

このように、業者がご自身の生活さえ脅かすような取り立てを行ってきたときは、もう我慢する場面ではありません。

我慢せず、先延ばしせず、一刻も早く専門家(弁護士)に相談していただければと思います。

ここで、どんな専門家に相談すればよいのか(行政書士なのか、司法書士なのか、弁護士なのか)ですが、

①行政書士や司法書士は基本的には代理人として対応する権限がありません※。

書面を書いてもらえる場合はありますが、あくまでA子さん自身の名前で書面を送り、このような取り立てをしてきた場合もA子さん自身で対応しなくてはなりません。

※140万円の範囲内で簡易裁判所で代理人として活動できる資格を持った司法書士もいます(本件では被害額が140万円を超えるので、該当しません。)。

②弁護士の場合、「代理人」として活動する権限があります。

したがって、弁護士に依頼し、弁護士が業者に、「私が今後は代理人として窓口となりますので、A子さん本人には連絡しないように」と通知を送ることによって、A子さんへの直接の取り立て行為をやめさせることが可能です。

弁護士介入後も、弁護士が代理人として対応しますので、A子さんとしてはまずは平穏な日常生活を取り戻すことができるかと思います。

ですから、本件のようなケースでは、代理人として活動できる弁護士にご相談される必要があると考えます。

愛知市民法律事務所 弁護士 榊原真実

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