相続開始後、一部の相続人による預貯金の独占につき、法定相続分について不当利得が認められた事例(徳島地裁平成30年10月18日判決)
相続開始後、一部の相続人による預貯金の独占につき、法定相続分について不当利得が認められた事例(徳島地裁平成30年10月18日判決) (判例時報2412号36頁) 1 事案の概要 被相続人:亡A 共同相続人:亡Aの長男(被
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当事務所では遺産相続に関するご相談・ご依頼を多く取り扱っております。 是非一度ご相談ください。
相続開始後、一部の相続人による預貯金の独占につき、法定相続分について不当利得が認められた事例(徳島地裁平成30年10月18日判決) (判例時報2412号36頁) 1 事案の概要 被相続人:亡A 共同相続人:亡Aの長男(被
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1 自筆証書遺言についての改正点 相続に関する法律が改正され、自筆証書遺言(自分で作成する遺言書)について以下のとおり変更され、段階的に施行されています。 ①遺言書のうち、財産目録についてはパソコンで作成可能になりました
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相続法改正がなされ、段階的に施行されています。 「自筆証書遺言の方式緩和」については、2019年1月13日から施行されています。 遺言書をもっと自分で作成しやすくして、死後の相続の争いを減らそうという目的です。 これまで
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相続法が改正され、段階的に施行されています。 今回の相続法改正の大きな柱の一つとされるのが、高齢化社会における、残された高齢の配偶者の生活保障の観点から新たに設けられた、「配偶者居住権」です。 配偶者居住権は2020年4
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相続開始後の預金引き出しと最高裁平成28年12月19日決定 ~法的根拠の考察~ 愛知市民法律事務所 弁護士 榊原真実 相続開始後、法定相続人の一人が勝手に遺産である預金口座から預金を引き出してしまった場合、最高裁平成
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特定の相続人に遺産を相続させたくない場合 「私が亡くなった場合の相続人(推定相続人)が数人います。 このうちこの相続人にだけは私の遺産を相続させたくありません。 生前に何をしておけばいいですか。」 というご相談を受けるこ
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遺言書を残す場合、遺言書には大きく分けて、 自分で自筆で書く「自筆証書遺言」と、 公証役場で公証人に作成してもらう「公正証書遺言」 があります。 自筆証書遺言は手軽な反面、民法で形式面について定めがあるので、これを守らな
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遺産分割協議、遺産分割調停、遺産分割審判、遺留分減殺請求訴訟等で、一部の相続人から、別の相続人に対し、 「相続人〇〇は生前に被相続人から生前贈与を受けていた」と主張がなされることがあります。 すなわち、「特別受益」の主張
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遺産分割の場面で不動産を評価する際には、公示価格、固定資産税評価額、路線価(相続税評価額)などが参考とされます(この点についての記事はこちら)。 このうち、路線価(相続税評価額)は、相続税の申告時にも基準とされる信頼性の
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遺産分割協議や遺産分割調停において、遺産の中に土地・建物などの不動産が含まれる場合、 その不動産の評価額をどのように決めるか、という点が極めて重要です。 遺産に不動産が含まれる場合、遺産である不動産を売却して換価した上で
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親族間での相続トラブルについて、多くの方は、 「うちにはそんなに財産はないから、関係ないよ」 と思われるようです。 しかし、これまで当事務所でご依頼いただいた多くの相続案件を見ても、財産が多い/少ないというのは、相続の際
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「遺産分割についてきょうだいともめていて、今度協議の場を設ける予定だが、弁護士を付けるべきか。」 「遺産分割調停の申立書が送られてきたが、弁護士を付けた方がいいのだろうか。」 このようなご質問をいただくことがあります。
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被相続人を介護していた場合の寄与分について (ケース) 被相続人(母親)と7年間同居し、常時介護をしていました。 被相続人は「要介護2」で、認知症もあり、日中のみならず夜間も世話をする必要がありました。 被相続人が亡くな
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